
コロモー
「おいしいごはんが食べられますように」の中で特に印象的な言葉!
口いっぱいにスポンジを詰め込み、歯の表と裏と歯茎の間までクリームを塗りこみながら、食べる。
「おいしいごはんが食べられますように」p142より引用

コロモー
この1文が、この作品のすべてを物語っている!!!

エビフライ
ちょっと過言ですね。

エビフライ
私にとって、ここの文章は初めて読んだとき衝撃的でした。

コロモー
こんなに美味しくなさそうに食べるシーンを描写する文学作品は初めて見たよね……

エビフライ
物語の終盤も終盤の1文ですが……

エビフライ
ずっと抱いていた大きなモヤモヤが、ここで小さなモヤモヤに変化した感じがしましたね。

コロモー
でも、モヤモヤ自体はなくならないって言うね……!

コロモー
コロモーはそのもどかしさが芥川賞を受賞するに至った大きなポイントだと思う!

エビフライ
再読すればするほど、ガムのように味が出る作品みたいに感じます。

コロモー
味は何とも言い難いけど……🤔