
エビフライ君は誰か推しっている?

私は「成瀬は天下を取りにいく」で登場する島崎が推しですね。

それで言ったらコロモーは成瀬が推しだ!!!

急に推しの話しなんかして、どうしたんですか?

コロモーは今日「推し、燃ゆ」を読み終えたところなんだ!

現代社会の代表とも言える“推し活”をテーマにした、芥川賞受賞作品ですね。

推し活とは何か、推し=人生の不安定さ、推しは他人であり他人でない、みたいな内容で……

読んでるうちに「推しとは何か」が分からなくなってきんだ……🤯

現代の推し活、正直エビフライは付いていけない部分があります……

その書籍を通して、エビフライも推し活について理解したい……!

気持ちの共有がてら、推し活についてエビフライに教えてください!

了解コロモー!🍤

そんな訳で今日は「推し、燃ゆ」の感想を共有するよ!
主人公・あかりは学校や家族、社会とうまく噛み合わない。唯一の心の救いは推し・上野真幸だけ。そんな推しがある日、暴力トラブルで炎上したらしい。その日から徐々に、あかりの考えや行動も変化していく……
“推し活”をテーマに、現代の生き辛さを描いた芥川賞受賞の話題作。

まず、コロモーとかエビフライ君の比じゃないくらい推しに人生を賭けている女の子が主人公なんだけど……

現実の生活すべてが嫌すぎて、推しが人生になってるんだよね。

いきなり重めですね。

主人公の見えているものは推しかそれ以外か、でしかない。

推し以外のすべてはノイズってことですか……

そんな推しがある日、暴力事件を起こして炎上してしまうんだ。

そこから主人公の人生の歯車が徐々に狂っていく様子が虚しくて秀逸だった😢

ポップな表紙やタイトルからは想像できないくらい重めの内容っぽくてビックリです。

この作品でまず気になるのは、主人公の特異性だよね。

推しに人生を捧げるって相当ですからね。

推しが結婚とか引退とかになっても「推し続ける」や「推しを変える」人が多いなか、

推しが消えたら一緒に死んでしまいそうなほど依存している……

主人公にはそういう人間的な怖さがあるんだ。

「コンビニ人間」と同じように、あんまり共感できないタイプの主人公っぽいですね……

エビフライは違う人間の考えを覗ける感覚は好きな方です!

この本でコロモーが感じ取ったのは「推し=理想像」だ!

学校、勉強、アルバイト、家族関係……etc

現実の生活でイヤなことがあったとき、現実逃避の意味も込めて推し活が描かれているんだ。

確かに、自分は推しのことが大好きで応援しているけど、

実際に会ったとき、その気持ちが推しに受け取って貰えるとは限りませんもんね。

そう考えると推しの存在は自分の理想のような存在なのかも知れません。

だから主人公は、推しへの気持ちは神様視点。

推しの痴話とかは気にしないけど、存在自体がなくなることへの拒絶は凄まじい……

推し活って奥が深いんですね……!

推す人や推し活の熱量は考えるべきだと思うけど、

上手く推し活と向き合えばメンタルケアになると思うんだよね!

この主人公は推しに振り回されて……って感じでしたが、推しがメンタルの拠り所にはなっていましたね。

推しの人間性や魅惑が、主人公を良くない方向へ押しやってしまったのでしょうか……

この主人公は推す人も熱量も間違えていたと言わざるを得ぬ者・コロモー🍤

面倒くさい言い回し。

推しの存在があるからこそ「今日も頑張ろう」って思える反面、

依存し過ぎていた場合の推しが炎上したり引退したときのリスクは高め……😢

アイドルの人気投票のためにCDを買い集めるために、お財布と相談する羽目になる昔のオタクみたいなことでしょうか。

わかんない。

要はほどほどに推し活に向き合うのが丁度良いってコトだ!

推し活に限らず、ではありますけどね。

この本を書いたとき、著者の宇佐見りん先生は21歳と言う若さ!

にも関わらず、作中通して文章力の高さにはコロモーも脱帽だ!

まさに現代を感じさせるタイトルからは一変、文章は一昔前を彷彿とさせました。

分からない単語や文章は調べながら読んでいたけど……

一番しっくり来るような言葉選びをしていて、

意味が理解できたとき、パズルがハマるみたいに気持ちよかったね!

読書初心者向けというよりは、ある程度読書習慣がある人の方が面白く読めそうな作品でしたね。

コロモーは特に情景描写に秀逸さを感じたよ!
家というものは、乱暴に引かれた椅子や扉の音が蓄積し、歯軋りや小言が漏れ落ち続けることで、埃が溜まり黴が生えて、少しずつ古びていくものなのかもしれない。
『推し、燃ゆ』p94より引用

こういうのとかね!!!

自分の好きな言葉やリズム感を感じながら読むのも良いかもしれません。
この記事のまとめ
- 推し活をテーマにした現代社会小説
- 推し=人生は危うい
- 言葉遣いが独特だけどハマる!
- 主人公の特異性
- 宇佐見りん先生の文章力!
- 推し活は計画的に

ここまでが『推し、燃ゆ』の感想だ!

推し活についての理解が深まりました、コロモーありがとうございます!

これは最悪のケースだから、あんまり参考にしない方が良いカモ……

文章が想像以上に文学的だから、初心者よりは日ごろ読書をしている方にオススメだ!

読書感想文にもピッタリの作品だと思うコロモー!

異質な主人公で送る、現代社会の生き辛さを体現するかのような書籍です。

芥川賞受賞や2021本屋大賞9位の実績から、世間としても名著のお墨付き。

一度読んでみてはいかがでしょコロモーか……!?


