心配性すぎる作家・伊坂幸太郎先生のほんわか笑えるエッセイ『仙台ぐらし』

コロモー
コロモー

デデンッ!

コロモー
コロモー

Q. 伊坂幸太郎先生を知っていますか!?

エビフライ
エビフライ

なんですかいきなり……

エビフライ
エビフライ

もちろん知っていますよ。

エビフライ
エビフライ

「重力ピエロ」「ゴールデンスランバー」など、秀逸な作品を数々執筆されている人気作家ですね。

コロモー
コロモー

く、詳しい……!

コロモー
コロモー

く、悔しい……!

エビフライ
エビフライ

おやじギャグみたいなしょうもない韻を踏むの辞めてください。

エビフライ
エビフライ

伊坂先生の作品は好きで定期的に読んでますね。

コロモー
コロモー

でも……?

エビフライ
エビフライ

でも、何ですか?

コロモー
コロモー

伊坂先生の内面は~……?

エビフライ
エビフライ

ここまで癪な聞き方をできるのもまた才能ですね。

エビフライ
エビフライ

作品は知ってますが、伊坂先生の性格的なのは知らないですね。

コロモー
コロモー

なんと、コロモーは知っています!

コロモー
コロモー

また1つ、勝ちを重ねてしまった……!

エビフライ
エビフライ

うわー、マウント。

エビフライ
エビフライ

きっと伊坂先生については私の方が知っているはずなのに……!

コロモー
コロモー

“無知”なエビフライ君のためにも!

コロモー
コロモー

今日は伊坂先生を知れる作品「仙台ぐらし」を紹介するよ~!!!

エビフライ
エビフライ

ぐぬぬ……!

タイトル『仙台ぐらし』
著者伊坂幸太郎
出版者集英社
ページ数文庫版:256ページ
単行本:224ページ
Kindle:205ページ
発売日文庫版:2015年6月25日
単行本:2012年2月18日
Kindle:2015年6月30日
値段文庫版:715円(税込)
単行本:1,707円(税込)
Kindle:594円(税込)
Amazon文庫版 単行本 Kindle

あらすじ(ネタバレなし)

人気作家・伊坂幸太郎先生の仙台で暮らす様子を綴ったエッセイ集。仙台はオマケ程度に、彼の心配性すぎる性格と、町や人々の「〇〇すぎる」体験が交差する。何気ない日常を面白いに変えられる文章力。後半は震災のことにも語られ、1冊で2度美味しい作品です。

読んでみた感想

コロモー
コロモー

「仙台ぐらし」の最大の魅力は、伊坂先生の内面本人の文章で感じられることだよ!

エビフライ
エビフライ

そりゃエッセイですからね。

エビフライ
エビフライ

大体は本人が書いてますとも。

コロモー
コロモー

さっき下手にマウントを取ったせいで当たりが強いコロモ⁻😢

エビフライ
エビフライ

自業自得ですからね!

コロモー
コロモー

このエッセイ集は2005~2012年に雑誌で掲載されていたのが中心になっているよ!

コロモー
コロモー

仙台住みならでは(?)の震災を経験した話しや、それを基にした短編も収録されてるんだ!

エビフライ
エビフライ

内容は盛沢山って感じですね。

コロモー
コロモー

ところがどっこい!

コロモー
コロモー

1エッセイ20ページくらいなので、短時間で気軽に読めるのだ!

コロモー
コロモー

伊坂さんの文章力も相まって、その出来事以上の面白さもあると思う!

人気作家の人気作家たる理由

コロモー
コロモー

仙台とは名ばかりでオマケ程度にしか登場しないけど……

エビフライ
エビフライ

コロモーはジャケ買いならぬ、タイトル買いしてましたよね。

エビフライ
エビフライ

仙台って部分に釣られたんじゃないですか?

コロモー
コロモー

まさにその通りコロモー!

コロモー
コロモー

宮城県産コロモーの一本釣りだ!!!

コロモー
コロモー

だけど、忘れた頃にやってくる仙台要素が堪らない!

コロモー
コロモー

それに仙台(宮城)について触れられなくても十分面白いからセーフだと思うけどね!

エビフライ
エビフライ

「住んでるよ」くらいの、軽い気持ちで受け取って読むのが丁度良いかもしれないですね。

コロモー
コロモー

内容としては「小説家の1日」みたいなのが殆どなんだけど……

コロモー
コロモー

人気作家の人気作家たる所以である文章力も相まって、

コロモー
コロモー

起きた出来事以上に楽しませてくれる面白さがあるコロモー!!!

エビフライ
エビフライ

フィクションも織り交ぜながら書いていたそうですが、

エビフライ
エビフライ

現実と創造の境界が見えず、プロの作家の所業を思い知った次第です。

コロモー
コロモー

テンポ感だったりオチの付け方が、どこかクセになるんだよね……!

震災本としても読める2度おいしい製法

コロモー
コロモー

繰り返しになるけど、震災についてもキッチリ語られているんだ!

コロモー
コロモー

宮城県に住んでいるからこそ、当事者としての心境とかもリアルに感じられるよ!

コロモー
コロモー

実際、宮城県民のコロモーも気持ち的に共感するところは多かった!

エビフライ
エビフライ

災害は当事者にしか分からない気持ちの変化もありますからね。

エビフライ
エビフライ

著名な作家が震災の経験を語ってくれるのは有難すぎますね……!

コロモー
コロモー

前半はオモシロエッセイ!後半は震災についてのエッセイや短編!

コロモー
コロモー

って感じの構成で、

コロモー
コロモー

伊坂先生のオモシロを感じられつつ、震災についても知れる2度美味しい書籍だ!

エビフライ
エビフライ

伊坂先生の作品では、エビフライは短編集が好きなのですが、

エビフライ
エビフライ

それに近しい感覚で読めるのもポイント高いですね。

伊坂ワールド全開のエッセイ

コロモー
コロモー

エッセイなんだけど、どこか伊坂先生の作品を感じるような……

コロモー
コロモー

そんな雰囲気もあるのがこのエッセイの魅力だ!!!

エビフライ
エビフライ

掲載されている最初のエッセイ「タクシーが多すぎる」から、アクセル全開で一気に引き込まれました!

エビフライ
エビフライ

あのエッセイがエビフライは一番のお気に入りです。

コロモー
コロモー

タクシーの運転手さんから話しを聞くエッセイだね!

エビフライ
エビフライ

そうです!

エビフライ
エビフライ

エッセイだと定番ネタとも言えますが、

エビフライ
エビフライ

自分の心情を交えつつ面白おかしく書けるのは、伊坂先生の唯一無二を感じましたね。

エビフライ
エビフライ

コロモーはどのエッセイが良かったですか?

コロモー
コロモー

コロモーは「見知らぬ人が多すぎるⅠ」かな!

コロモー
コロモー

カフェの常連のことを勝手にナンバー2とかナンバー3とか名付けているのを見ると、

コロモー
コロモー

伊坂先生とコロモーでは見ている世界が全然違うんだなーって感じた次第なのだ!

エビフライ
エビフライ

都会だけど田舎、そんな仙台を象徴する話しとも言えますね。

コロモー
コロモー

そう!

コロモー
コロモー

独特な仙台市民・宮城県民特有の距離感(?)を感じられて親近感を覚えました!

おわり

この記事のまとめ

  • 伊坂幸太郎先生のエッセイ
  • 仙台はオマケ程度
  • 短編も楽しめる!
  • 伊坂ワールド全開!
  • ※震災の話しもあるよ
  • 心配性すぎる伊坂先生
コロモー
コロモー

大好きな伊坂幸太郎先生のエッセイ集「仙台ぐらし」についての感想は以上だ!

コロモー
コロモー

伊坂先生の作品が好きな方はもちろん!

コロモー
コロモー

ゆる~く読書したい方にもオススメの作品だよ~!

エビフライ
エビフライ

仙台はオマケ要素に近いですが、登場する人や猫がどこか仙台(宮城)っぽい。

エビフライ
エビフライ

宮城県民は必読ですね(笑)