きっとみんな成瀬を好きになる!2024年本屋大賞『成瀬は天下を取りにいく』

新潮社 公式ページより引用(画像はAmazon)

コロモー
コロモー

うーん……

エビフライ
エビフライ

悩み事ですか?

コロモー
コロモー

そうなんだよ~!

コロモー
コロモー

コロモー、このままだと200歳まで生きられません……😢

エビフライ
エビフライ

……

エビフライ
エビフライ

元から頭がおかしいとは思っていましたが、

エビフライ
エビフライ

遂に来るところまで来ましたね、コロモー。

コロモー
コロモー

頭がおかしくなった訳じゃないコロモー……

コロモー
コロモー

というか、元から頭はまともだよ!!!

エビフライ
エビフライ

元気になって何よりです。

エビフライ
エビフライ

でも人間だもの、200歳なんて無理ですよ。

コロモー
コロモー

できないなんてことはないのさ!

エビフライ
エビフライ

(できないって落ち込んでたクセに……!)

エビフライ
エビフライ

また、本にでも影響されたんですか?

コロモー
コロモー

え、心読める……?

エビフライ
エビフライ

コロモーの情報源は10割本からじゃないですか。

エビフライ
エビフライ

蕎麦もびっくりですよ……

コロモー
コロモー

コロモーと十割蕎麦って同じ土俵に立ってるの……?

コロモー
コロモー

まぁいいや!!!

コロモー
コロモー

今日は2024年の本屋大賞「成瀬は天下を取りに行く」を紹介するよ~!

エビフライ
エビフライ

よ!十割コロモ!

コロモー
コロモー

あんまり嬉しくないヨイショ、やかましいコロモ。

タイトル『成瀬は天下を取りに行く』
著者宮島未奈
出版者新潮社
ページ数単行本:208ページ
文庫版:288ページ
発売日単行本:2023年3月17日
文庫版:2025年6月25日
値段単行本:1705円(税込)
文庫版:693円(税込)
商品ページ単行本 – Amazon文庫版 – Amazon

あらすじ(ネタバレなし)

幼馴染である島崎みゆきは成瀬あかりの人生物語を見届けたい。予想外の行動ばかりする成瀬に、島崎や周りの人は振り回されてばかり。あるとき、島崎は成瀬とM1グランプリに出ることになるのだが…… 滋賀県の膳所を舞台に、奇想天外な成瀬あかりの物語は幕を開ける!

読んでみた感想

コロモー
コロモー

この作品は成瀬の物語を周りから見守る感じで描かれてる!

コロモー
コロモー

まさにタイトルの如く、成瀬が天下を取るまでのストーリーなのだ!

エビフライ
エビフライ

中学生2人から始まる青春小説ですね。

エビフライ
エビフライ

短編を重ね、徐々に2人の年齢も増えていく感じ……

エビフライ
エビフライ

勝手に親のような気持ちで読んでしまいました……(笑)

コロモー
コロモー

成瀬は語り切れないくらい色んな魅力があるんだ……!

コロモー
コロモー

読み終わったときにはきっとみんな成瀬を好きになっている!!!🥰

成瀬は変わっているけど芯がある

コロモー
コロモー

まずはやっぱり成瀬について語っていこう!

エビフライ
エビフライ

この物語の中心ですからね。

コロモー
コロモー

成瀬は勉強も運動も優等生!

コロモー
コロモー

でも少し変わってて、中学生の今はクラスから浮いちゃってるらしい……

エビフライ
エビフライ

不思議な子+自分1人で何でもできてしまう……

エビフライ
エビフライ

小中学生の多感な時期だからこそ、浮いてしまいそうな性格ですね。

コロモー
コロモー

でも成瀬はマイペースで動じない!

エビフライ
エビフライ

忽然とした態度で臨む学生時代……

エビフライ
エビフライ

今思い返すと、エビフライもそうやって過ごしたかった人生でした……😭

コロモー
コロモー

周りを気にしない芯の強さがコロモーの推しポイントでもあるよ!

エビフライ
エビフライ

コロモーの推しだったんですね……

コロモー
コロモー

この小説は成瀬の奇想天外な発想を応援する物語なんだけど、

コロモー
コロモー

成瀬はあんまり冗談を言わない性格。

コロモー
コロモー

一見冗談っぽく聞こえる発言でも、実は真面目に取り組んでいたりするのが成瀬!

エビフライ
エビフライ

行動力の高さも成瀬の魅力の1つだと思います!

コロモー
コロモー

シャボン玉を極めたり、

地元デパートの閉店に合わせて通い詰めたり、

幼馴染とM1グランプリに出たり……

コロモー
コロモー

こんな友達がいたら最高に楽しいだろうなぁ……

コロモー
コロモー

を体現している存在なのだ!

THE・王道の青春物語!

コロモー
コロモー

成瀬の奇想天外な行動に度々振り回されるのが幼馴染の島崎。

コロモー
コロモー

でも、成瀬と過ごす時間が増えていくのと一緒に、

コロモー
コロモー

島崎の人生にも少しづつ青春の色が付いてくるのだ!!!

エビフライ
エビフライ

島崎は成瀬の補佐役に加え、副主人公みたいな感じですが……

エビフライ
エビフライ

成瀬と一緒に成長する様子はまさに青春小説の醍醐味と言えますね!

コロモー
コロモー

その成長過程もまた、親のような目線になっちゃう原因だよね……!

エビフライ
エビフライ

成瀬がいるからこそ島崎が輝く、

島崎がいるからこそ成瀬が輝く。

エビフライ
エビフライ

2人でM1グランプリに出るシーンでは顕著ですが特に顕著ですが、

エビフライ
エビフライ

お互いがお互いの良さを引き出せる関係性も見えて、一種の憧れすらあります(笑)

コロモー
コロモー

まさに親友って呼べる存在だね!

コロモー
コロモー

お互いを信じて認め合う関係は最高に青春してるコロモー!!!♥️

エビフライ
エビフライ

この2人以外でも、

エビフライ
エビフライ

テレビ局や他校の人間を巻き込んだりしちゃうのも、青春ならではって感じがして良いですよね~!

コロモー
コロモー

学生コロモーにオススメしたいのはもちろんだけど!

コロモー
コロモー

青春を思い出したい大人たちにも読んでほしい作品だ~!!!

滋賀県・膳所を舞台にローカルチックな面白さもある

コロモー
コロモー

成瀬だけじゃない!

コロモー
コロモー

この作品のもう1つの魅力は「地域密着型」ってことにある!

エビフライ
エビフライ

舞台は滋賀県・膳所でしたね。

コロモー
コロモー

事あるごとに滋賀県や膳所に基づいたところがあるんだよね……!

コロモー
コロモー

宮城県出身で滋賀県には1回も行ったことのないコロモーでも、

コロモー
コロモー

まるで地元かのような雰囲気を味わうことができるんだ!!!

エビフライ
エビフライ

最初の短編「ありがとう西武大津店」からローカル感が溢れていました。

エビフライ
エビフライ

本の面白さだけでなく、観光に行きたい気持ちにさせてくれるのも新鮮でしたね。

コロモー
コロモー

1つ悔しいことがあって……

コロモー
コロモー

滋賀県、ないしは膳所に住んでいたら……

コロモー
コロモー

きっと、もっと面白く読めたのに~!!!

コロモー
コロモー

ってことなんだ……!

エビフライ
エビフライ

もちろんそれはそうでしょうけど……

エビフライ
エビフライ

そんな生まれまで拘りだしたら、幸せには程遠いですよ(笑)

コロモー
コロモー

パンチライン過ぎるぜ……😢

笑える!だけど心も温まる……!

コロモー
コロモー

どの短編についても言えるんだけど、

コロモー
コロモー

笑えるけど、しっかり心も温まるんだよね!

エビフライ
エビフライ

分かります!

エビフライ
エビフライ

奇想天外な成瀬に振り回されつつも、最後は心温まる終わり方。

エビフライ
エビフライ

起承転結もしっかりしてて良いですよね。

コロモー
コロモー

成瀬ももちろん好き!

コロモー
コロモー

でも、同じくらい幼馴染の島崎も好きになったり……

コロモー
コロモー

キャラクター全員に愛着が湧くことも関係ありそう!

エビフライ
エビフライ

確かにそうですね。

エビフライ
エビフライ

コロモーの推しが成瀬だとするなら、私は断然島崎のファンですね……!

コロモー
コロモー

成瀬の変な行動が目立つからこそ、

コロモー
コロモー

周りの登場キャラの心情や常識も際立って見えるんだよね……!

エビフライ
エビフライ

結局は成瀬の物語に行き着くんですね。

コロモー
コロモー

そう!だけど!

コロモー
コロモー

本当に成瀬と周りの登場人物とのバランスが素晴らしいからこそ……!

コロモー
コロモー

このバランスの良さがオモシロ→心温まるまでをスムーズにしてるのだ!

コロモー
コロモー

とコロモーは分析します!

エビフライ
エビフライ

間違いないと思います。

エビフライ
エビフライ

一見どう着地するのか予想できない展開でも、安心できるのはこのバランスあってこそですね。

おわり

この記事のまとめ

  • 成瀬を絶対好きになる!
  • 面白いけど心温まる
  • 奇想天外な主人公
  • 幼馴染の島崎も好き!
  • 滋賀県・膳所が舞台のローカル感
  • いずれ天下を取りそう
コロモー
コロモー

ここまで「成瀬は天下を取りにいく」の読んでみた感想でした!

コロモー
コロモー

何回成瀬と呼んだのか、数えきれません……!

エビフライ
エビフライ

読書感想文には持ってこいの、面白くハートフルな作品だと思います。

エビフライ
エビフライ

2024年本屋大賞にノミネートされたのも納得のいく作品でしたね。

コロモー
コロモー

みんなもきっと成瀬を好きになる!!!