『うたかたモザイク』

コロモー
コロモー

コロモーは”味のする小説”に出会ってしまった……!

エビフライ
エビフライ

ついに紙を食べ始めるようになりましたか……

コロモー
コロモー

そんなんじゃないよ~!

コロモー
コロモー

一穂ミチさんの『うたかたモザイク』

コロモー
コロモー

どこか物語から感じる”味”がたまらない作品なんだ!

エビフライ
エビフライ

食べ物にまつわる作品なんですか?

コロモー
コロモー

のん、のん、のん!

コロモー
コロモー

甘い、苦い、辛い……

コロモー
コロモー

物語そのものの味わいを楽しむ作品だよ!

エビフライ
エビフライ

なんか新しい……!

エビフライ
エビフライ

ちょっと気になってきました!

コロモー
コロモー

そんな訳で今回は一穂ミチ先生の『うたかたモザイク』を紹介していくよー!

本の詳細情報

タイトル『うたかたモザイク』
著者一穂ミチ
出版者講談社
ページ数文庫版:336ページ
単行本:256ページ
Kindle:253ページ
発売日文庫版:2023年3月29日
単行本:2023年3月29日
Kindle:2024年11月15日
値段文庫版:825円(税込)
単行本:1,370円(税込)
Kindle:825円(税込)
Amazon文庫版 単行本 Kindle

あらすじ(ネタバレなし)

sweet、spicy、bitter、salty、tasty。5つの味からなる17の短編集。些細な出来事から壮大な物語まで、その中で生まれる”感情”を静かに拾い集める。何かが変わるわけではない。でも、確かに心は揺れる。一穂ミチ先生の第171回直木賞受賞作。

読んでみた感想

エビフライ
エビフライ

早速ですが、この作品って”味”がテーマにあるんですよね?

コロモー
コロモー

そうだよ!

エビフライ
エビフライ

でも、タイトルは『うたかたモザイク』。

エビフライ
エビフライ

関連性が無いように感じるんです。

コロモー
コロモー

いきなりすごい着眼点だね!

コロモー
コロモー

意外とさ、味って曖昧じゃない……?

エビフライ
エビフライ

”甘い”の中にも色んな甘いがありますもんね。

コロモー
コロモー

そんな感じで、大雑把に「こんな方向性!」って味で示してくれてはいるけど……

コロモー
コロモー

読者それぞれの見方で甘くも苦くも感じれるのがこの作品の良さなんだ!

エビフライ
エビフライ

な、なるほど~!!!

5種類の”味覚”

コロモー
コロモー

そして、その味はsweet、spicy、bitter、salty、tastyの5種類!

コロモー
コロモー

そして合計17個の短編からなる短編集なのだ!

エビフライ
エビフライ

ボリューミーだけど、1つ1つの物語は短くて読みやすい……!

エビフライ
エビフライ

エビフライの大好きなタイプです!

エビフライ
エビフライ

味だけでも、物語の方向が分かりやすいのも良いですね。

コロモー
コロモー

そうなんだけど、そこからが面白い部分なんだよね~……!

エビフライ
エビフライ

なんと?!

でも、感じるのはただの1つではない

コロモー
コロモー

味ごとに物語が分かれているけど……

コロモー
コロモー

同じ”味”の短編でも、味わい方がそれぞれ違う……!

コロモー
コロモー

それに「自分で読む」ってスパイスも加えると読み返すたびに別作品って感じだ!

エビフライ
エビフライ

なるほど……!

エビフライ
エビフライ

解釈の仕方次第で甘いが苦いになったり、逆も然りって訳ですね。

コロモー
コロモー

楽しみ方の一例として、先入観なし先入観マシマシの2タイプで読んでみてほしい!

どの作品も心惹かれ、むず痒い

コロモー
コロモー

それと、なにより注目してほしいのが本の表紙だね!

エビフライ
エビフライ

目を惹くダイヤモンドですね。

コロモー
コロモー

モザイク宝石の煌めきってなんか似てない……?

エビフライ
エビフライ

言われてみれば?

コロモー
コロモー

一穂ミチ先生のこの作品を通じてコロモーが思うのは、

コロモー
コロモー

日常のさり気ない一幕も、目を凝らしてみるとダイヤモンドみたいに煌めく物語になるってコトだと思うんだよね!!!

エビフライ
エビフライ

合ってるかどうか分かりませんが、良い考え方だと思います✨

コロモー
コロモー

どの作品も魅力的で心惹かれるけど、

コロモー
コロモー

切なかったりむず痒かったりもする……!

コロモー
コロモー

見る面が変われば煌めき方が変わる、まさにダイヤモンドのような作品だったコロモー!🍤

エビフライ
エビフライ

そう考えると、めちゃめちゃオシャレな作品ですね!

特に印象的だった短編をチョコっと紹介!

コロモー
コロモー

短編集の良さは、どこから読んでも楽しめるところだ!

コロモー
コロモー

という訳で、今回の『うたかたモザイク』でコロモーが特に心動いた作品を何個か紹介していくよ!

エビフライ
エビフライ

もちろんネタバレはしません😤

コロモー
コロモー

この作品についてはネタバレってより……

コロモー
コロモー

一穂ミチ先生の言葉選びとか感情表現とかの方が、実は大事だったりする……!

salty. 「神さまはそない優しない」

コロモー
コロモー

この作品でコロモーは、saltyの「神さまはそない優しない」って短編が一番好きだったね♥️

エビフライ
エビフライ

どんな物語なんですか?

コロモー
コロモー

主人公は不慮の事故で電車に轢かれて死んでしまうんだけど、

コロモー
コロモー

ネコに転生して妻に拾われる話しなんだ。

エビフライ
エビフライ

なんだか切ない😢

コロモー
コロモー

この短編はネコ(主人公)と妻を中心に、色んな人の”想い”を感じられるんだ!

コロモー
コロモー

どうしてネコ?妻の元に?前世の記憶がある?

コロモー
コロモー

そんなことを考えているうちに読み終えている、でも短編1作以上の満足感がある!

コロモー
コロモー

そんな作品コロモー!!!

エビフライ
エビフライ

この『うたかたモザイク』を象徴する短編かもしれませんね。

エビフライ
エビフライ

※もちろん人によって感じ方は違うと思いますが(一応)……!

bitter. 「Still Love me?」

コロモー
コロモー

続いてはbitterの「Still Love me?」って短編!

コロモー
コロモー

この短編は(良い意味で)度肝を抜かされたコロモーだ!🍤

エビフライ
エビフライ

どの辺りにですか?

コロモー
コロモー

正直この短編はネタバレの要素も大きい……

コロモー
コロモー

ここでは「帰省した従兄と車に乗ってる話し」って言っとくよ。

エビフライ
エビフライ

あらすじではあるのか……?!

コロモー
コロモー

2人の感情の揺れ方、この部分に注目して読んでほしい!

コロモー
コロモー

こちらもまた、この作品を象徴する短編だと思います!

tasty. 「ムーンライダー」

コロモー
コロモー

3つ目はtastyで「ムーンライダー」

コロモー
コロモー

3作品くらい紹介するくらいが丁度良いんじゃないかな?

コロモー
コロモー

ってところで最後の短編紹介だ!

エビフライ
エビフライ

こちらは文庫化で加筆された短編の1つですね。

コロモー
コロモー

簡単に「一人でジェットコースターに乗ったら止まってしまった話し」だ!

コロモー
コロモー

しかも隣は、同じく一人で乗ったであろうおじさん!

エビフライ
エビフライ

周りは大体ペアで乗ってる中、一人で乗った者同士で長時間拘束されている……

エビフライ
エビフライ

気まずい!!!

コロモー
コロモー

でも実は、主人公も隣のおじさんも悩みを抱えている!

コロモー
コロモー

一穂ミチ先生の言葉選びが光る短編だよ~!

おわり

この記事のまとめ

  • ダイヤモンドのように煌めく短編
  • 一穂ミチ先生の文章に脱帽!
  • 感じ方は人それぞれ
  • 味わいに自分でスパイスを足してみる
  • 細かな感情を繊細に拾い上げる
  • 直木賞受賞作!
コロモー
コロモー

ここまで一穂ミチ先生の『うたかたモザイク』を紹介したよ!

エビフライ
エビフライ

文庫版は336ページ17の短編が収録されています。

エビフライ
エビフライ

5分くらいでサクッと読める短編もあるので、気軽に読める作品です!

コロモー
コロモー

全部が全部ハッピーエンドじゃない、だけどバッドエンドでもない!

コロモー
コロモー

小さな変化に気付いて確かに変われる、そんな繊細な作品コロモー!

エビフライ
エビフライ

読書や一穂ミチ先生の1作目としていかがでしょうか。